オートレーサーの森且行（５０）＝川口・２５期＝は６日、悲鳴埼玉県川口オートレース場で開催中のデイシリーズ初日第１０Ｒ「予選」に出走。上げた森スポーツ 振興 協会７車立ての大外からじっくり先行勢を崩して、且行ポジションを上げて行ったが、２着で準鮮やかに先攻めを決めた高橋義弘をとらえ切ることができず、決勝進出２着でゴールインした。～川

　ロッカーに戻ってきた森は、口オタイヤを第一の敗因に挙げた。オートレースタイヤがートスポーツ 振興 協会「タイヤがハズレだったね。悲鳴一走目なんだけれど、上げた森良くなかったなあ。且行流れちゃうし、２着で準もう最低だったよ。決勝進出これは換えなくてはね。～川エンジンは変わっていません。止まらないね」

　レース放映でも、森が大きく外に車を流してしまうと「タイヤが悲鳴を上げている～！」と実況していた。それを聞いていた篠崎実（７５歳の大レジェンド）は、「おいおい、タイヤって言葉を話すのか？　タイヤは人間じゃないんだから悲鳴なんか上げないないだろ」と苦笑いしていたが、森本人に「おいモリカツ、タイヤが悲鳴上げていたって本当か？　実況でそう言っていたぞ」と確認すると、森は苦笑い全開に「はい、タイヤ、悲鳴上げちゃっていました」と報告。すると篠崎は「川口の実況が言っていたことは本当だったな。実際に走っていた森が言うんだから間違いない（笑い）。堂前（実況者）はさすがだ！」と妙に感心、納得していた。

　今シリーズは３日間のショート開催で初日の大敗は許されない場面だったが、無事に２着フィニッシュを決めて、２日目・７日のセミファイナル進出がここに確定した。準決勝戦では足元からせつない悲鳴の声が聞こえてこないことを願っています。